アレクサンドル・ミャスコフスキー
亞書刊行會
2015-02-23
この本である。亞書というタイトルで、Amazonでしか販売されておらず、
値段が64800円という本にしては異常な値段である。
値段が64800円という本にしては異常な値段である。
96まで巻数があるのだが、どれも1点しかないというのも不可解。
なんといっても表紙が不気味ではないか。不吉な感じがしてならない。
どういった本なのかなどなんの解説もなく、
わかっているのは作家は「アレクサンドル・ミャスコフスキー」という人物。
わかっているのは作家は「アレクサンドル・ミャスコフスキー」という人物。
名前からしてロシア人ぽいが、検索してもそれらしき作家が出てこない。
この本しか書いていないようだ。
ロシア語で検索すると同姓同名が多すぎて探しようがない(そもそもロシア語が分らない)
また「亞書刊行會」なる所が編纂らしいが、これも実在しない会社のようだ。
またこれを検索すると国会図書館のページがヒットし、詳細な情報が見えた。
それが以下である。
Книга "ℵ" = 亞書 no 1Александр Мясковский 著,亞書刊行會 編纂詳細情報タイトル Книга "ℵ" = 亞書著者 Александр Мясковский 著著者 亞書刊行會 編纂著者標目 Miaskovskii, Aleksandr出版地(国名コード) JP出版地 [出版地不明]出版社 ユダ書院出版地 東京出版社 りすの書房出版年 2015大きさ、容量等 1冊 (ページ付なし) ; 22cm注記 監修: ニコライ・メドヴェージェフほかISBN 9784908119675価格 60000円巻次 no 1別タイトル 亞書出版年月日等 2015.2NDLC HP9対象利用者 一般資料の種別 図書
正式にはКнига "ℵ" = 亞書というようだ。
Amazonにあるのは別タイトルということになる。
著者はロシア語でアレクサンドル・ミャスコフスキーであるようだ。
次に出版地と出版社が2つづつあるのだが、これもよくあることなのか?
一つはユダ書院。Amazonではこのユダ書院から各言語に翻訳された聖書が出ている。
これも破格の値段。ただ、会社自体のホームページなどは一切存在しない。
鍵になるのが「りすの書房」だ。こちらはちゃんとホームページが存在している。
ただ、会社の概要を見る限り、無店舗型だそうで、会社の住所を検索すると
グーグルマップではなぜか床屋が出てくる。デタラメか?
※2015/10/28 実際に行った人の報告によると、理容室の扉に小さく「りすの書房」とあったとのこと
※2015/10/28 実際に行った人の報告によると、理容室の扉に小さく「りすの書房」とあったとのこと
監修はニコライ・メドヴェージェフという人。これもロシアっぽい。
やはりこちらもそれらしき人物がヒットしない。
ただミャコフスキーとメドヴェージェフはいずれもロシアの作曲家に似たような名前がいたのが共通している。
国会図書館に登録があるということは、読みに行けばいいのであるが、某掲示板にて行った人の報告によ
ると、登録だけあり、現物はないとのこと。
そんなおかしな話はあるのだろうか?
私は実際に国会図書館に現物はあるのか問い合わせをしてみた。
その返答が以下である。
国会図書館に登録があるということは、読みに行けばいいのであるが、某掲示板にて行った人の報告によ
ると、登録だけあり、現物はないとのこと。
そんなおかしな話はあるのだろうか?
私は実際に国会図書館に現物はあるのか問い合わせをしてみた。
その返答が以下である。
岩間ケイ様国立国会図書館 収集書誌部 国内資料課の○○と申します。お問い合わせの資料はすでに当館に到着しておりますが、現在目録を作成中のためまだご覧いただくことはできません。 お送りいただきました国立国会図書館サーチのページの右上に表示されているリンクからNDL-OPACをご覧いただき、 「所蔵確認/各種申込み」の下にある「-所蔵場所ごと その他:利用不可」が「-所蔵場所ごと 東京:本館書庫」となりましたら、ご覧いただくことができます。数日後に、再度NDL-OPACにてご確認いただけますでしょうか。 よろしくお願いいたします。
どうやら、あるみたいだが、見ることはできないみたいだ。
まぁ実際に買ってしまえば終わる話なのだろうが・・・もうしばらくはミステリーに浸っていたいので、
あれこれ考えてみたい。
まずは、唯一の手掛かりとなる「りすの書房」を探ってみよう。
つづく
とりあげたようですが、最初のきっかけを
作ったのはここの管理人さんの
この記事ということになるんですか?
もしそうなら凄すぎますね・・・