今回は、被害者宅からなくなっていたものについて、検証していきたい。

 
○カジュアルブランド『オールド・ネイビー』の吉祥寺店オープン時に200個限定で配布されたトートバッグ

○被害者が当日着ていた白い衣服

○毛布、シーツ

○他、十数点

※11/26 追記 リュックもなくなっていた 

まず、財布と部屋の鍵であるが、財布は単にお金が入っていたから持って行ったか、
他にカードや目当てのものがあったか、もしくは空き巣に見せかけるためか。
鍵は部屋を密室にし、少しでも発見を遅らせる為だと思われる。

トートバッグであるが、当初これに財布や鍵やら盗品を入れていったのかと思ったが、
続報を聞くとどうやらそうでもない気がしてきた。それに関しては後述する。

このトートバッグだが、これは被害者を殺害した凶器ではないのか。

こちらのページを見て頂きたい。

『オールド・ネイビー』の吉祥寺店オープンの記事なのだが、なくなっていたバッグは
このオープンセレモニーで配られたものだというから、犯人が持ち去ったものと全く同じものであると思われる。
見るべきはこの取っ手の部分である。かなり大きい。バッグを持っているタレントの頭にすっぽりと
入りそうな勢いだ。
この要領で、犯人は後ろから被害者の首にひっかけ、絞め殺したのではないだろうか。
被害者の首にはひものようなもので絞めた痕があったようなので、十分考えられると思う。
すっぽりとかぶせなくても、この取っ手の長さがあれば、引っかけて後ろに背負うように引っ張るだけで
殺害は可能だろう。
逆に前からだと不可能とはいわないが、難易度がかなり高い。
恐らく被害者は背後から殺害されたと思われる。
そして、倒れた時に後頭部をぶつけたのかもしれない。
ということは犯人は必然的に部屋の方(玄関とは反対側)にいたということになる。
逆を言えば、被害者は玄関を向いていたということになる。
全裸で玄関に向かおうとするなんていうのは、緊急事態以外ありえない。

つまり、被害者が風呂から出たとき何らかのトラブルが発生し、被害者は外へ逃げようとした。
その被害者を何者かが背後から絞め殺した――ということである。

仮説として、風呂から出たら、不審者が部屋におり、被害者は一心不乱に、
裸だろうがお構いなしに、外に逃げようとした。
焦った犯人は咄嗟に部屋にあったバッグを手に取り、(もしくは既に持っていた)
取っ手部分で被害者を殺害した・・という説。
要するに何らかの手法、何らかの目的で部屋に入った犯人による突発的な犯行である。

遺体を引きずった後がないということから、殺害場所は玄関にほど近い場所だと思われるので、
それを考えると、どうも外へ逃げようとしていた所を殺害されたように思える。

まぁ、遺体を持ちあげ、玄関付近に移動したということもあり得なくはないが、
わざわざそんなことをする必然性が考えられない。

では、犯人の目的はなんだ・・?
単純に考えると、物盗りだろうか。実際、色々盗んで行っている。
しかし、家賃を2ヶ月滞納するほど困窮していた被害者に、そのような高価な物があったとも思えない。

問題は衣類、シーツ、毛布である。

どれも持ち去る理由が見当たらない。犯人の痕跡がついた、、くらいか。
衣類は変装の為、ということも考えられる。

取り分けシーツと毛布が謎。
シーツだけならいざ知らず、毛布である。

この2つは盗品を包んで持って行く際に用いたとも考えたのだが、
毛布を使うとなると相当大きいもの、重いもの、割れやすいデリケートなものなどを運んだととれる。

窃盗団に金庫を盗まれた人を知っているが、その際、毛布に包んで引きずって持っていかれたらしい。
ただ、女性の一人暮らしにそのような大層な金庫や骨董品らしきがものあるとは考えにくい。
ましてや困窮していた身である。

では、何か他に意味があるか考えてみよう。

この衣類とシーツと毛布。ある共通点がある。
それは被害者の肌と密着している、ということである。

衣類は勿論、毛布やシーツも寝るときに肌に密着するものである。

犯人はそういった被害者に密着しているものが目当てだったのではないか。
しかし、そうなると洗濯かごに残っていた下着が解せない。
これこそ一番被害者と密着しているものだ。なぜこれを持っていかなかったのか・・?
衣類が下着とともに洗濯かごに入っていたのなら、あえて下着だけ置いて行った、選別したということになる。
犯人のこだわりだろうか?

ただ、この密着したものを盗っていくということで思い浮かぶのは、一種のストーカーという説である。
劇団員ということもあり、そういった人間の存在があっても全くおかしくはない。
むしろ、そういった人間が付きやすい立場だ。
ストーカーの類だとすると、目的は被害者の私物目当ての窃盗だろうか。

更に、ストーカー説だとして妄想を広げてみると、こんな推測も成り立つ。

被害者は6月に現在の家賃6万円のマンションに引っ越しをしている。
敷礼のないマンションなようだから、6万円と引っ越し代があればとりあえず引っ越しは可能だ。
が、いきなり2ヶ月分(7,8月?)の家賃を滞納している。
考えうるに家賃を払ってしまうと、お金がほぼ底をついてしまう状態だったのだろうか。

ここで気になるのは来月の家賃が払える見込みがないのに、引っ越しをするだろうか?という点。
(以前の家賃が気になるところ)
引っ越し後、突発的に支出が増えたのだろうか?
かなり無理をして見切り発車的に引っ越しをした、という風に見受けられる。
そうまでして急いで引っ越しをしなければならない事情が何かあったのではないだろうか?

そこで、考えられるのがストーカーである。
以前住んでいた場所を突き止められ、恐怖を感じ、引っ越したということである。
だが結果的に、引っ越し先を突き止められてしまった・・という推測である。
被害者は周囲にストーカー被害に遭っているなどの相談はなかったのだろうか?

ただ、この場合、それならなぜもっと安いところにしなかったということが引っかかる。
(セキュリティが良いところにしなかったのは、したいというより出来なかった考えられる)

もしかするとあのダミーの防犯カメラを被害者はホンモノのカメラだと思ったかもしれない。
(他の物件はダミーすらなく、ダミーでもいいから、ということが決め手になったかもしれない)

まぁ、犯人がストーカーにせよ居直り強盗にせよ、前回の記事でも書いたが、

○わざわざ在宅中に侵入
○その部屋への侵入方法

いずれにしろこの2点が問題となってくる。

風呂に入っている隙を狙った、とも考えられるが、風呂を出た瞬間、部屋の異変に気づかれるだろう。
即、通報されてしまう。あまりにリスキーだ。それともハナから窃盗+殺害が目的だった?

この2点の問題は犯人が被害者の知り合いということであれば問題ないのだが、
そうすると警察の調べた交友関係に漏れがあるということになる。

また犯人は毛布とシーツのほかに十数点を持ち去っている。
この大量の荷物を持ち歩くのは目立ちすぎる。
犯人はマンション付近に車でも停めていたのかもしれない。

続報を待ちたい。