小川説をヒントにある説が浮かんだので載せておく。
※小川説・・・ターゲットが困る姿を想像し、興奮するためにリモコンを持ち去ったという小川泰平氏(元神奈川県警捜査3課刑事)が唱えた説

フェチってのは、色んな性癖がある以上、決して否定できないが、
リモコン自体に性的興奮を覚えるのか?ということがどうも腑に落ちず、
やはり小川説同様、リモコンは犯人のフェティシズムを満たすための切っ掛けの為の道具なのではないか?
と思うのだが、そこで、浮かんだのが以下の説。


まず、2件の犯行時、季節は夏だった―――ということに着目したい。
真夏の短期間の間に2件起きているということが重要なのだ。

リモコン事件の発覚した8月12日(水)の最高気温は33.7度。最低気温は26.3度。
旅行中だったとのことで、念の為、この前日の気温も。
8月11日(火)の最高気温は35.5度。最低気温は25.3度。
加賀谷さんが死亡したとされるのは8月25日(水)だが、午前0時前後なので
前日の気温を参考にする。24日(火)の最高気温は29.3度。最低気温23.2度。
 
全日ともに夏真っ盛りで、日中は確実に冷房が必要になる気候という点が共通している。
加賀谷さんが死亡したのは25日0時(24日深夜)なので最低気温の23度前後としても、
日中に溜まった熱気を冷ますのに、帰宅したら一先ず冷房をかけたい気温ではないだろうか。

夏の暑い日、エアコンのリモコンがないとどうなるか?

冷房を付けることが出来なくなる。

当然、人は汗を掻く。

つまり、犯人はターゲットが汗ばむことを狙っていた『汗フェチ』なんじゃないか?・・という説だ。

汗フェチはリモコンフェチなんかよりもずっと人口は多いだろう。
検索するとそれ専門のサイトが出るくらいである。

では汗目的、ということを念頭に置いて加賀谷さん事件での犯人の犯行を流れを考察してみよう。

犯人はターゲットが外出中、部屋に何らかの方法で侵入。リモコンを奪う。

ここから分岐で、では標的は何なのか、ということになる。

A 汗をかいたターゲット自体が目的

B 汗をかいたターゲットの衣類が目的

Aであれば、有る程度の時間、近場で汗をかくのを待ち、ターゲットが部屋にいる中、
再度部屋に侵入しするという豪快な荒業を行う必要がある。
更に、迅速なピッキング技術が必須であまり現実的とは思えない。
強姦目的なら脅す為の凶器を持参する必要性があるが、殺害方法は絞殺ということから、
丸腰で入った可能性も高く、強姦や殺人が目的だとも思えない。

Bであれば、後日改めて外出中のターゲットの部屋に侵入し、衣類を持っていけばよいので
リスクは低いし合理性がある。
それに汗フェチって要するに汗自体よりも"汗により生じた臭い"に興奮するフェチズムだと思われるので、
ある程度時間の経ったものが望ましいのではないだろうか?

というか強姦や殺人が目的なら、リモコンなんざ取る必要はないのだ。
男が急に押し入るほど、汗をかく状況はない。 

そう考えるとBが優勢かなと思う。
つまりBをやろうとして、Aもやった(やってしまった)
殺害は予想外の出来事だった。
 
次に、重要なのが、加賀谷さんの遺体発見時、エアコンはついたままだったという報道。
しかし、リモコンはなかったというこの矛盾。
ただ、事件当時には、少なくとも部屋にリモコンはあったのだと思われる。

しかし、これをつけたのは犯人だった。

ここからは強引な妄想モードに入る。

犯人は加賀谷さん宅に侵入、(勿論、電気などはつけない)リモコンを回収し、
いざ立ち去ろうとしたまさにその時、偶然にも加賀谷さんが帰宅、
部屋は間取りを見る限り、死角という死角もなく、部屋の隅に身をひそめるのが精一杯。
被害者が靴を脱ぐ為、段差部分にドアを向く形で座った刹那、犯人は被害者に駆
け寄り、側にあったトードバッグの紐で背後から首を絞めた。
※ 追記 加賀谷さんは事件当夜こんな靴を履いていた。手を使わないと脱げないだろう。 

どっと汗が出た為、犯人は冷房を付け、いつもの癖でリモコンを仕舞う。
この際だからと、被害者の服を脱がせ、肉体にジワリと浮き上がる汗を舐め、恐らく自慰行為を行った。 
加賀谷さんの上半身に犯人の唾液が付着していたのはその為である。
充足したところで、犯人は加賀谷さんの色々な物をバッグ(恐らくリュック、トートバッグ)に入れる。
ナース服、毛布、布団(カバー?)、その日の衣類・・など、どれも肌に密着するものばかりであるが、
その共通項も、加賀谷さんの汗が染み付いた物ととれば合点がいく。
(もしくは精液などを拭くために使用した布類が含まれていたかもしれない)

犯人は加賀谷さんの鍵を奪い、深夜未明に施錠して立ち去った――。

という流れである。

犯人が汗フェチだととると、色々と不明な点を説明できるのではないだろうか?

恐らく犯人は夏の間しか活動しない。できない。

警察は汗フェチ関係のダウンロードサイトやアダルトビデオを購入またはレンタルした
中野区在住の人間を一刻も早く洗うべきなのである。