群馬県警富岡署は27日、同県下仁田町南野牧の荒船山へ26日から登山に向かった神奈川県鎌倉市の女性(39)と、女性の長男(8)が行方不明になったと発表した。

 同署などが捜索したところ、27日午後、山の中で30~50歳の女性の遺体と、長男のものとみられるリュックサックが見つかった。同署は、遺体は行方不明の女性とみている。


遺体が見つかったのは、荒船山の「艫岩ともいわ」と呼ばれる崖の下の岩場。約10メートル離れたところにリュックサックがあった。この日は天候不良のため、ヘリコプターによる遺体の収容ができず、同署は28日に遺体の収容や長男の捜索を行う。

 女性の夫が27日午前1時20分頃、「荒船山に行くと言った家族と連絡がつかない」と、神奈川県の警察署に届け出た。女性は夫に「日帰りで戻る」と伝えていたという。

◇ 

母親と見られる遺体は見つかったそうだが、以前、長男が見つかっていない。
しかし長男のリュックサックもそばに落ちていたということは長男自身も落下している可能性が高い。

この艫岩、どんな場所なのだろうと調べてみると、一見、絶景の見える名所のようだが、その実は柵が一切ない、辺り一面が切り立った「崖」なのである。

Arafune
出典:Wikiledia「荒船山」
 

正に断崖。高所恐怖症の私にとっては、死んでも近づきたくない場所である。
実際、転落事故も多いそうで、あの「クレヨンしんちゃん」の作者で知られる臼井儀人氏もここで撮影中、滑落死している。

普通の登山であれば、それほど危険ではないと思うので、興味本位で崖から下を覗き込んだ拍子か何かに転落してしまったのだろうか?細心の注意を払えば転落はないと思われるが、息子はまだ8歳ということで、予想外の動きをしたところを制止しようとして滑落したということも考えられるし、無理心中の可能性も無きにしも非ず。

ただ、現状は母親の冥福を祈るとともに、男児の無事を祈るしかないのである。