去年、警察が届出を受理した全国の行方不明者の数をご存じだろうか?
その数、82,035人である。

平成27年中における行方不明者の状況

しかし、そのすべてが見つかっていないというわけではない。
あくまでこれは届出の数であり、この数は近年だと8万人前後で推移しているが、
そのほとんどが見つかっている。しかし、毎年数千人は所在の確認が取れていない。
興味深いのは、この届出数が誰が決めているというわけでもないのに、示し合わせたかのように近年ほぼ一定数、存在しているという点だ。まあこういった問題はこれに限ったことではないと思うが、こういったことは人間の脳の構造とかの話しになってきてしまうのだろうか。


 
行方不明事件が起きるたびに思うのが、どういったところで事件性を判断しているのか、ということだが、まあこれはケースバイケース、あらゆる角度から警察が判断しているのだろうが、特に幼い子供や若い女性はそれが高いきらいがあり、成人男性や老人はよっぽどの材料がないと、事件性が高いと判断されないように思える。
報道を見て、公開捜査に踏み切られたものがマスメディアに取り上げられるとして、よく目にする順番としては、やはり未成年の男女、若い女性であって、成人男性やお年を召した方はほとんど見かけない。
未解決事件を取り扱う番組では、こういった普段取り上げられない男性や老人の失踪事案を取り上げるケースはままあるが、TVのニュースとしてはほぼ見かけない。これは子供や女性の方が、傾向として事件に巻き込まれた可能性が高いとして公開捜査されやすいからだろう。

最近、本ブログでも取り上げたが青森で女子高生が行方不明になった事件があった。これ、公開捜査までして、発見されたものの、その経緯は一切表に出てこず事件性はなし、と判断。未だにこれと言った情報はない。

詳しくは記事を参照して頂きたいが、三重県松阪署に行方不明の女子高生が松阪市鎌田町のアパートにいるという連絡があり、保護されたのだ。当然であるが、保証人のない女子高生が一人でアパートを借りることはできない。しかしながら、アパートにいたということは、アパートの保証人あるいは借主がこの件に関わっているということは疑う余地もない。しかし、女子高生が衰弱している様子はないということで事件性はなし…。

思うにこの情報提供者、この人こそがアパートの家主ではないかと思うのだ。その人間以外が連絡したのかもしれないが、事件性なしと穏便?にすんでいる点からも家主その人ではないかなと。

通報した理由、恐らく公開捜査の報道を見て、ブルったのだろう。当時は女子高生自身が「親には了承を得ている」などと嘯いていたのかもしれない。それを信じていたところで、目の前にいる人間がテレビに出たもんだから慌てて通報、という線。

接点のない、三重の人物。青森からは約700キロである。こんな遠方の人物と知り合えるとしたら容易に想像できるのがインターネットである。昨今では、全くの他人と比較的簡単に知り合えるアプリが数多にあり、スマホを介して利用でき、最近では高校生でも当たり前のようにスマホを持っているので、彼女も例外ではないだろう。接点のないであろう三重県の人間と知り合ったのはそういったアプリではないかと推察する。

未成年の娘を何日も泊めておいて親が被害届を出さなかったのも、女子高生自身に後ろ暗い部分があったのか、家主自身に本当に悪気がなく善意だった、あるいはそれらの複合的に重なっていたなど何らかの理由で女子高生の親と家主の間に和解が生じたのではないだろうか?或いは、家主が権力者の息子だったり、示談金を積んだとか色々考えられるわけだ。これはあくまで事件性がなく被害届が出されていないということを基にした私の憶測であり、実のところは関係者しか分からない。またこの家主が赤の他人だとして、更に年の離れている「いい大人」だとすると、親も憤ったかもしれないが、穏便にするでいる印象から、恐らくかなり若い人物、下手するとその人自身も未成年であり、誘拐という認識すらない人間であった可能性が高い。だからこそ、被害届が出されていないという可能性を感じる。



大分の行方不明事案に関して、先日新たな情報が出た。

先月25日から行方不明になっている大分市の女性について、新たな情報として、友人が会員制交流サイトのいわゆるSNSを通じて女性宛てに送ったメッセージの一部が、警察が公開捜査を始めた今月6日以降、既読になっていたことがわかった。
 大分市横尾の会社員・五條堀美咲さん(24)は、先月25日の午後11時半頃まで自宅のアパートで友人と会っていたのを最後に、行方が分からなくなっている。
 警察によると、複数の友人がSNSを通じて五條堀さんに安否を気遣うメッセージを送ったところ、公開捜査が始まった今月6日以降に、このうちの一部のメッセージが「既読」になっていたことがわかった。五條堀さんの携帯電話の電波は先月26日の午前6時前に自宅周辺で途絶えたあと、確認されていない。
 SNSのメッセージは、IDとパスワードがわかれば本人以外でも確認できるということで、警察は誰がどのようにしてメッセージを見たのか詳しく調べている。

会員制交流サイトということは「LINE」ではないと思われ、恐らくこれは「facebook」を指しているのだろう。facebook内でやり取りをするメッセンジャーも既読の機能があり、本人のアカウントも発見されているのでほぼ間違いないと思う。問題は、なぜ既読がついたのか、ということ。当然、本人が開いて所謂、既読スルーをしている可能性もあるし、他人が彼女の携帯を不正に使用し、閲覧したということもあり得る。スマホにfacebookのアカウントの情報が記憶されていれば、誰でもアクセス可能だが、その場合、スマホ自体のパスワードを突破しなければならない。五條堀さんは、スマホにパスワードを掛けていなかったのだろうか? 誰かが興味本位で彼女のアカウントに不正アクセスした可能性もあり、現段階では何とも言えない。もっとも、彼女のfacebookは2年前の元旦以降、更新がない。
また、調べてみると、捜索願が出される日の前日の25日、どのタイミングは分からんが、こちらも、SNS「Instagram」に「年下彼氏」なるハッシュタグのついた写真を投稿していたとのこと。親しい知人もその彼氏のことは知らぬ未知の交友関係で、他にも「県外組」「こっちのインスタ誰も見てないからいっか」といった文言がタグ付けされており、このことから、どうやらアカウントが2つあった可能性がある。しかし、現時点で五條堀さんと見られるアカウントは削除されているようだ。自分で消したのか、第三者が消したのか…しかしながら、失踪日に己でInstagramに投稿したとなると、事件性の線は低く思え、自発的な失踪と感じさせるも、無遅刻無欠勤で非常に真面目な彼女がなぜそのような行動を取ったのかが謎である。1日ぐらい休んでしまえなどといった邪な考えが浮かび、年下彼氏と一緒にいたら、捜索願を出されてしまい、慌ててインスタなど消すも、問題が大きくなり、出るに出れなくなった?何れにしろ、手掛かりとしてはその「年下彼氏」とやらが、キーパーソンになっているのは明らかで、彼にコンタクトを取ることが求められる。もし本人がこれを見ていたら名乗り出ることをお勧めします。