スウェーデン人女性ジャーナリストを自作した潜水艇に乗せ殺害した疑いが持たれているデンマーク人発明家、ピーター・マッセン(Peter Madsen)容疑者(46)が所有していたハードディスクから、複数の女性が生きたまま首を切断される様子を撮影した動画が複数発見されたことが分かった。検察当局が3日、明らかにした。
ジャーナリストのキム・ウォール(Kim Wall)さん(30)は8月10日、マッセン容疑者にインタビューするため潜水艇「ノーチラス(Nautilus)号」に乗り込んだのを最後に消息を絶った。頭部が切断されたウォールさんの胴体は8月21日、コペンハーゲン(Copenhagen)の沖合に浮いていたところを発見された。

 裁判所に現れたマッセン容疑者は、ウォールさんは落ちてきた潜水艇の重量70キロのハッチが頭に当たって死亡し、マッセン容疑者はパニックに陥って遺体を海に遺棄したという従来の主張を繰り返した。この時ウォールさんの遺体は切断されていなかったと同容疑者は主張した。

 しかし検察側はマッセン容疑者がウォールさんの遺体を切断して遺棄したとみている。検察官は3日、裁判所で、マッセン容疑者の作業場から発見されたハードディスクの中から、女性が拷問を受けて首を切断され、焼かれる様子を撮影した複数の動画が発見されたと述べた。

 マッセン容疑者は、ハードディスクは自身の所有物ではないと主張し、作業場には多くの人が出入りしており、そこに住んでいたインターンも1人いたと述べた。

 検察側は、マッセン容疑者は性的な幻想の中でウォールさんを殺害し、遺体を切断したと考えている。

 発見されたウォールさんの遺体の司法解剖が行われたが、死因は判明しなかった。しかし、性器には切断による傷が複数あった。裁判所はマッセン容疑者の勾留期限を今月31日まで延長した。警察は遺体の残りの部分の捜索を続けている。
 


とのことで、ロシアの食人夫婦に続き、デンマークでも衝撃的な事件が起きている。事の発端はスウェーデン人女性ジャーリストが沖合で首のない遺体で見つかったことに始まる。捜査でマッセン容疑者が浮上するも本人は事故だと容疑を否認。更なる調査でマッセン容疑者の保有するハードディスクから複数の女性の斬首動画が見つかったとこんなところで、それが決定打になるか、というところである。

一連の殺人がこの容疑者の仕業だとすると、恐らく彼は快楽殺人犯(サイコキラー)だろう。
斬首することに快感を覚えるのだろうか。複数の女性が何人なのか、またどれくらいの時期のものなのか気になるところである。

で、この事件、過去にデンマークで日本人が殺害されたが未だに未解決の事件(ピル治験女性バラバラ殺人事件)とも関連があるという話もある。

デンマークの首都コペンハーゲン市内の運河で昨年10月、アジア系女性のバラバラ死体が見つかり、デンマーク警察当局から警察庁を通じてあった捜査依頼により警視庁捜査1課で調べた結果、2日、東京都葛飾区東新小岩5丁目、無職豊永和子さん(当時22歳)とわかった。
(略)
バラバラ死体が見つかったのは昨年10月31日。コペンハーゲン市内の運河で死体の一部が見つかり、その後、他の運河でも死体の一部が次々に見つかった。現地警察は殺人事件とみて捜査している。
(朝日新聞 1987年7月3日朝刊)

31年前なので、マッセン容疑者は当時16歳なので、全然犯行を行える年齢ではある。
更にこの治験ツアーを企画した臨床薬理試験の受託会社が以前募集した治験に参加した、国籍不詳の若い外国人女性2名が、1982年と1985年にそれぞれ殺害されてフライブルク市内で今回のようにバラバラ死体となって発見されていたことようで、同一犯との見方がされている。
今回との事件との関連はあるのか、今後の調査に期待しよう。