茨城県日立市田尻町の県営アパートで6日早朝に起きた火災で、女性と幼い子供5人の計6人が死亡した。

 「火をつけた」と日立署に出頭し、殺人容疑で緊急逮捕されたのは子供たちの父親を名乗る自称会社員小松博文容疑者(32)だった。女児の体には複数の刺し傷。「いったい何が起きたのか……」。住宅街に消防車のサイレンが鳴り響く中、近隣住民らは言葉を失った。

 捜査関係者によると、小松容疑者が、自ら車を運転して出頭したのは6日午前5時頃。軽いやけどを負っており、署内では体や声を震わせていたという。病院に搬送する際、女児の体に複数の切り傷や刺し傷が見つかり、小松容疑者が殺害を認めたことから、殺人容疑で緊急逮捕した。

 小松容疑者は調べに対し、他の5人の殺害もほのめかしているという。同署は、殺害の動機や経緯について調べている。